モデル選定・
エンドポイント設計支援
「利用できるモデル」から試験を決めるのではなく、犬・猫などでの評価へ進む前に、 何を確認できれば次の開発判断ができるのかから逆算します。
KGAH-ONEは、疾患biology、作用機序、モデル適合性、endpoint、biomarker、 候補比較、用量・投与時期、Go / No-Go基準を一つの評価方針として整理します。
KGAH-ONEは、特定モデルの提示ではなく「開発Questionからの逆算」を支援します
モデル名が決まっていても、作用機序、介入時期、比較条件、取得するreadoutが開発上の問いと合っていなければ、 試験結果を次の意思決定へつなげにくくなります。
KGAH-ONEは、対象疾患・対象種・モダリティ・候補ステージを踏まえて、 「何を示せれば犬・猫などでの評価に進めるのか」を先に整理し、 必要に応じてSMC Laboratoriesなどの専門パートナーによるモデル・病理・解析へ接続します。
犬・猫などでの評価に進む前に、どの不確実性を減らす必要があるか。
候補物質、作用機序、病態、用量、投与時期、endpoint、biomarkerのうち、 次の判断を左右する要素を特定します。
モデルを先に選ばず、開発判断に必要なEvidenceからモデルとreadoutを設計します。
有効・無効の結果だけでなく、なぜ反応したか、なぜ反応しなかったか、 次に何を変更すべきかまで解釈できる評価系を目指します。
モデル選定が不十分なときに起こりやすいこと
数値上の差は得られても作用機序を説明できない、犬・猫試験へ持ち込む候補・用量・endpointを選べない、 試験終了後にGo / No-Go基準を後付けする、といった状態です。 最も避けたいのは、結果が曖昧なことではなく、なぜ曖昧だったのかを説明できないことです。
評価設計で先に整理する5つの要素
モデルの適否はモデル単体では決まりません。疾患biologyから意思決定基準までを一つの流れとして設計します。
Disease Biology
対象疾患で再現すべき病態、進行段階、組織変化、炎症・線維化・免疫などを定義します。
Model Fit
開発品の作用機序、介入時期、対象病態に対して、モデルが何を再現し何を再現しないかを整理します。
Endpoint
機能、病理、画像、分子、免疫など、効果を何で測るかを開発判断に合わせて組み合わせます。
Biomarker
作用機序確認、反応・非反応の解釈、犬・猫試験への接続に使える指標を検討します。
Decision Criteria
候補選定、用量、追加検証、Go / No-Goの条件を試験前に置きます。
Development Questionを、実行可能な評価系へ変換します
KGAH-ONEが問いと判断ロジックを整理し、専門パートナーの実行可能性と接続します。
Development Question
何を確認できれば、犬・猫などでの評価または次の開発段階へ進めるか。
KGAH-ONE
MoA・モデル・endpoint・biomarker・候補比較・Go / No-Go・パートナー設計。
Specialized Partners
疾患モデル、病理解析、組織評価、分子・免疫readout、定量解析を実行。
開発上の問い
候補選定、機序確認、用量、時期、比較、次試験準備のうち、今回の主判断を定義します。
Evidence Package
機能・病理・分子・免疫・画像のどの組み合わせが必要かを整理します。
モデル・解析設計
モデル、群構成、用量、介入時期、比較対照、sample、readoutを設計します。
次の開発判断
Go / No-Go、候補ランキング、条件修正、追加検証、犬・猫試験設計へ接続します。
代表的なモデル選定マトリクス
以下は専門パートナーが外部公開可能としている代表例です。 実際の評価系は、作用機序、対象種、開発段階、想定する犬・猫試験のendpointに応じて組み替えます。
| 疾患領域 | 代表モデル | 主な病態・用途 | 代表Endpoint | 開発上の判断 |
|---|---|---|---|---|
| CKD / 尿細管間質障害 | Adenine-induced CKD | 尿細管障害、間質炎症、腎線維化、腎機能低下 | BUN、plasma creatinine、GFR、uACR、PAS、Sirius Red-positive area、α-SMA、collagen、炎症関連指標 | 腎機能保護、尿細管障害抑制、抗炎症・抗線維化、用量反応、Go / No-Go |
| 腎線維化 | UUO | 短期間で進行する尿細管間質線維化 | Sirius Red-positive area、α-SMA、hydroxyproline、collagen expression、macrophage infiltration | 抗線維化作用、線維芽細胞活性化・炎症抑制、作用機序 |
| ADPKD / PKD | pcy mouse | 進行性嚢胞形成、腎肥大、尿細管障害、腎機能低下 | Cystic area / cystic index、kidney-to-body weight ratio、urine NGAL / creatinine、BUN、fibrosis area | 嚢胞進展・腎肥大抑制、標準薬比較、候補ランキング |
| 肺線維化 / ILD | Bleomycin pulmonary fibrosis / SSc-ILD | 肺胞傷害、炎症、線維化、肺機能低下 | Ashcroft score、Sirius Red / Masson、hydroxyproline、α-SMA、BALF、micro-CT、Rrs / Ers / Crs | 抗線維化、肺炎症抑制、組織・肺機能改善、既存薬比較 |
| Oncology | Xenograft | ヒト腫瘍細胞の増殖および薬剤応答 | Tumor volume、tumor weight、survival、IHC、proliferation / apoptosis markers、PK / PD biomarkers | 直接的抗腫瘍効果、用量反応、併用効果、薬力学的作用 |
| MASH-associated HCC / IO | STAM™-IO | MASH背景で自然発症するHCC、ICI低応答性を含む腫瘍免疫環境 | Tumor number / burden、survival、H&E、IHC、CD8 / macrophage infiltration、PD-L1、cytokines | 抗腫瘍効果、免疫応答、免疫チェックポイント阻害薬・併用、腫瘍微小環境 |
掲載内容は代表例であり、特定モデルを一律に推奨するものではありません。 実施可否、群構成、使用動物、試験条件、解析項目は個別に確認します。
評価設計から得るべきアウトプット
試験計画書を作ること自体ではなく、開発チームが次に判断できる状態をつくることが目的です。
候補優先順位
候補間の差、作用機序との整合性、次段階へ進める根拠を整理します。
用量・介入時期
用量反応、予防・治療介入、投与期間など、次試験へ持ち込む条件を検討します。
評価項目の組み合わせ
機能、病理、分子、免疫、画像を組み合わせ、効果と理由を同時に読み解きます。
Go / No-Go・次の一手
継続、修正、追加検証、中止、犬・猫試験準備の条件を明確にします。
マウス試験は犬・猫試験の代替ではありません
犬・猫試験をより解釈可能にするため、候補、作用機序、用量、endpoint、biomarker、 Go / No-Go基準を事前に整理する前段階です。
専門パートナーの公開実績例
開発Questionに応じて連携するSMC Laboratoriesが外部公開可能としている実績表現です。 KGAH-ONEは課題整理と連携設計を担います。
モデルを決める前に、次の判断に必要なEvidenceを整理しませんか。
対象疾患、モダリティ、作用機序、候補ステージ、想定する犬・猫試験、 現在の開発Questionをお知らせください。 KGAH-ONEがモデル、endpoint、biomarker、病理・解析、専門パートナー連携の道筋を整理します。
KGAH-ONE is an Animal Health intelligence and partner coordination platform of Kawasaki Global Animal Health, Inc. Specialized nonclinical evaluation and scientific support may be provided by partners such as SMC Laboratories, depending on the development question.

